
義母が帯状疱疹で苦しんだことがあるので、その辛さは痛いほど知っています。
帯状疱疹とは?
神経に沿って発症する病気

過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘・帯状疱疹ウイルスが、再活性化することにより、神経に沿って体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。

義母は身体が痛いのに我慢し続けていました。大分たって病院に行ってから帯状疱疹と診察されました。身体の片方が痛かったようです。神経に沿って発症する病気なので、体の左右どちらかに症状が出ることが帯状疱疹の特徴ですよね。

そうです。体の片側に原因不明の痛みや違和感があれば、早めに受診しましょう。できるだけ早く(72時間以内が目安)受診し、抗ウイルス薬を飲み始めることが大切です。薬は市販されていないので、必ず医師の診察を受けてください。

帯状疱疹に罹ったら、何かしら体の方からサインがあるのですよね。義母はそれに気づかず酷い痛みに苦しむことになりました。
帯状疱疹の知識が役に立ったことも

近所の70歳のご婦人が体の右側に痛みがあって違和感があると仰るので、帯状疱疹かもしれないのですぐに医師に診てもらった方が良いですよと、アドバイスをしました。はやくに抗ウイルス薬を飲み始められたので、軽い症状で完治されました。

72時間以内はウイルスが最も活発に増殖する時期で、このタイミングで薬を投与すると効果を最大限に引き出すことができます。
帯状疱疹後神経痛(PHN)になると辛い
合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)があります。ウイルスによって傷ついた神経が異常な興奮を続け、ヒリヒリ、焼けるような、刺すような痛みが長く続いて、日常生活に支障をきたします。

だから早期の抗ウイルス薬治療が重要で、治療が遅れると「帯状疱疹後神経痛」という慢性的な痛みに移行する可能性が高くなるのですね。


義母も辛い痛みに苦しんでいました。免疫力が弱っていたためか、治りきらずにぶりかえしていました。何とかできないものかと思ったものです。
帯状疱疹は免疫力低下が主な原因です。約6%の人が数年〜十数年で繰り返すことがあり、1年以内の再発は稀ですが、糖尿病・がん・HIV感染・免疫抑制剤使用など基礎疾患がある場合は早期再発の可能性があります。加齢、ストレス、疲労も引き金になります。

再発時は前回と異なる部位に出ることが多く、頻繁な場合は基礎疾患の検査や予防的内服(抑制療法)、ワクチンが検討されます。

義母が苦しんでいた頃に、ワクチンは無かったと思います。ワクチンが使われるようになったのは、いつからですか?

2016年に「乾燥弱毒生水痘ワクチン」(水ぼうそうと兼用)が帯状疱疹予防に承認されました。2020年1月には「シングリックス」という専用ワクチンが発売されました。

ワクチンが実用化されるようになったのは、やはり最近のことなのですね。義母のように帯状疱疹に何回もならないために、ワクチンで予防できるのは有難いと思います。
水疱瘡(水痘)と帯状疱疹は同じウイルス

水疱瘡(水痘)と帯状疱疹は、同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」によって引き起こされる病気です。
子どもの時に水疱瘡になって、治った後もウイルスは神経に潜伏しています。日本人では15歳以上の概ね9割以上は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」に対する抗体をもっており、過去に水疱瘡になったことがあると考えられます。
このウィルスは治った後も症状を出さない状態で体内に潜伏しています。
加齢、ストレス、疲労などの免疫力の低下によって、再活性化することで帯状疱疹として発症します。
水疱瘡は主に子供がかかる全身の発疹で、帯状疱疹は体の片側に痛みと水ぶくれが帯状に出るのが特徴です。
帯状疱疹は50歳以上で多く見られるので、ワクチンで予防が可能です。
帯状疱疹ワクチンとは?


辛い病気である帯状疱疹から身を守るために、





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